できれば遊んで暮らしたい

振り飛車党サラリーマンの将棋と投資のブログ

【糸谷流対策】糸谷流右玉vs.ゴキゲン中飛車

久しぶりに将棋の記事を書きます笑
テーマは糸谷流に対するゴキゲン中飛車の対策です。

プロでは超速全盛なためほとんど見る機会がありませんが、アマチュアではまだまだ根強いファンを持つ糸谷流。

私自身糸谷流の定跡に詳しいわけではなく、対策を体系化できているわけではないので、自戦記形式で紹介します。

紹介する将棋は私の将棋ウォーズでの実戦です。相手は5段の方。

初手から
▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲4八銀 △5四歩 ▲4六歩  △5二飛  ▲7六歩 △5五歩 ▲4七銀 △4二銀 ▲3六歩 △6二玉 ▲6六歩 △5三銀  ▲3七桂 △5四銀 ▲6八銀 △7二玉 ▲6七銀 △8二玉 ▲9六歩 △7二銀  ▲3八金 △5一飛 ▲4八玉 △3二金 ▲2九飛 △4四角  (下図)

f:id:gruber-matin:20170912223709p:plain

△4四角型に組む

ここまでの手順で気をつけることは2つ

①9筋の端歩は受けない
②▲2九飛を見てから△4四角を上がる

①に関しては、左辺の駒組みを優先したいのと、玉頭戦になった時点で振り飛車側が苦しいから。②の理由は2筋の歩を手順に交換されるのを防ぐためです。

上図以下
▲9七角 △3三桂  ▲7七桂 △1四歩 ▲5八金 △1五歩 ▲2四歩  △同 歩  ▲同 飛 △1六歩  ▲同 歩 △3五歩 (下図)

f:id:gruber-matin:20170912224639p:plain

1筋を狙う

△3三桂と跳ねることで、これ以降▲4五歩には同桂と取ることができます。また、△1五歩に対して▲8九飛の様な手には△2一飛から2筋逆襲を狙います。(下図:変化図)

f:id:gruber-matin:20170912225312p:plain

本譜は▲2四飛から2筋を交換してきました。対して後手は△1六歩▲同歩の突き捨て。

ここで後手にもう1歩あれば△1八歩~△1七歩の連打ができます。そこで△3五歩から歩を入手します。

(△3五歩以下)
▲同 歩 △同 角 ▲2九飛 △1八歩 ▲同 香 △1七歩  ▲同 香  △同角成  ▲3四歩 △2六香 ▲8九飛 △2八香成 ▲3三歩成  △同 金 ▲4二角成  △3八成香 ▲同 銀 △3六歩  (結果図)

f:id:gruber-matin:20170912230424p:plain

△3五角に対して▲3四飛ならば、じっと△4四角と引いて、次の△2一飛や△2三金を狙います。本譜は▲2九飛だったので、予定通り1筋に歩を連打して香車を入手しました。

結果図は3三の金を取られると駒の損得はほぼありませんが、美濃囲いが固いので後手まずまずの形勢だと思います。

この指し方は後手の囲いを金美濃に変える等、まだまだ改良の余地があると思います。糸谷流に悩まされている中飛車党はぜひ研究してみてください。