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できれば遊んで暮らしたい

振り飛車党サラリーマンの将棋系雑記ブログ

超速対策 ゴキゲン中飛車△5四銀型(ただし結論は居飛車よし笑)

みなさんおひさしぶりです。

今回は超速に対するゴキゲン中飛車の新手(たぶん)を紹介します。

後手、5四銀型に組む

初手から
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲4八銀 △5五歩
▲6八玉 △3三角 ▲3六歩 △4二銀 ▲3七銀 △5三銀 ▲4六銀 △5四銀
(下図)

f:id:gruber-matin:20170422222830p:plain
紹介する将棋は私が研究会で指した実戦です。(後手が私)
もともとは大会実況様のブログで紹介されていた順を試す予定でした。先に下のリンクを読んでいただくと理解しやすいと思います。

きまぐれブログ 超速のハメ手

上図以下も途中までブログと同手順で進みます。

上図以下
▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △5六歩 ▲3三角成 △同 桂 ▲5六歩 △6五銀
▲3四歩 (下図)

f:id:gruber-matin:20170422223739p:plain

先手仕掛ける 

△5四銀はプロの実戦がほとんどないため厳密には悪手です。そこで先手は△5四銀をとがめるべく▲3五歩と仕掛けます。(▲3五歩を見送って▲7八玉の様な手は△6二玉位で後手の主張が通ります。)

ここから本ブログオリジナルの順に進むのですが、先に変化手順として大会実況様の順を引用させて頂きます。

(変化)

"上図以下
 △4五桂 ▲4六銀 △5六銀 ▲4五銀 △同 銀 ▲3三歩成 △5六銀  ▲4三と
 △6七銀成 ▲同 玉 △3四角 ▲6八玉 △6七銀 ▲7七玉 △5七飛成  ▲4二銀
 (変化図)"

f:id:gruber-matin:20170422224521p:plain

先手のと金攻めに対してあえて△4五の銀を△5六銀~△6七銀成と活用して攻め合いを目指すのが大会実況様推奨の手順。ただもともとの局面が先手優勢なため、上図のように▲4二銀と打たれると王手龍取りが受からず、変化図は後手投了級となります。(詳しくはやはり大会実況様のブログを見ていただきたいです)

さて、ここからが私が実戦で発見した順です。

桂馬を取らせる

途中図を再掲します。

f:id:gruber-matin:20170422223739p:plain

上図以下

 △5六銀 ▲3三歩成 △5七角 ▲7八玉 △3五角成 ▲4三と △6七銀成
▲同 玉 △3四馬 ▲6八玉 △6七銀 ▲7七玉 △5七飛成(下図)

f:id:gruber-matin:20170422230312p:plain

▲3四歩の桂取りに対して堂々と△5六銀と進むのが偶然発見した順。それによりあらふしぎ、変化図に比べて3四の生角をゼロ手で馬にすることができるのです笑。(上図と変化図を見比べてください)

上図は3五の地点に馬が利いているため▲4二銀には△同金▲同と△6二玉で王手龍取りを回避できます。

どうでしょう、素晴らしい超速対策がここに誕生しました笑

 先手は何が悪かったのか

この順を発見したとき、「ひょっとしたらゴキ中の歴史を変えてしまったかもしれない・・・」と心が震えました。本当にこの順で後手よしなのでしょうか。

残念ながらそうではありませんでした。ここから種明かしをします。先手のミスは△3四馬に対する▲6八玉であり、最善は▲7七玉なのです。(下図)

f:id:gruber-matin:20170422231552p:plain
しかし上図は一目気になる順があります。

上図以下
 △5七飛成 ▲8八玉 △8九馬 ▲同 玉 △8七龍

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上図の後手玉には詰めろがかかっていません。また、おそらく何枚駒を渡しても詰まない形です。それに対して先手玉は△8七龍で一目詰んでそう。私はそう思い実戦では読みを打ち切っていたのですが、驚くべきことに上図は先手よしなのです。

上図以下
▲8八銀 △7七桂 ▲7九玉 △6九桂成 ▲同 玉 △6七龍 ▲7九玉 (下図)

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後手玉に詰みはありませんが▲5四桂や▲5三銀を間に合わせてはいけません。よって後手は攻め続けるしかありませんが、上図まで進むと2八の飛車の利きにより有効な詰めろが続かず先手よしです。(△7七銀には▲3三角)

というわけでやはり△5四銀型は振り飛車が苦しいというのが現在の私の結論です。

やはりゴキ中の歴史を変えるのは無理でした笑