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振り飛車党サラリーマンの将棋系雑記ブログ

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先行者利益を得るためにポーカーの勉強をしてる話

私の将棋以外のもう一つの趣味である「投資」の話をします。

日本で投資といえば株式投資が連想されますが、投資本来の意味は「将来的にリターンを生むであろうという期待のもとに、資産や時間をある対象に投じる」ことであり、株や不動産だけが投資ではありません。学校の勉強も広い意味では将来への投資ですね。

で、私は最近ポーカーの勉強に時間を割いているのです。理由は後半でお話ししますので、気になった方はぜひ最後まで読んでみてください笑

誤解しないで!ポーカーは運ゲーじゃないよ!

子供のころにポーカーで遊んだ思い出がある方はたくさんいると思います。

日本でポーカーというと、最初に5枚づつトランプを配り、一度だけ(地域によっては複数回)好きな枚数のカードを山札からチェンジして、その後手札の5枚のカードで作る「役」の強さを競う「ファイブカードドロー」のことを指します。

それに対して、私が勉強しているのはラスベガスやマカオのカジノでもっともポピュラーなルールである「テキサス・ホールデムというもので、日本のそれとはすこしちがいがあります。

5枚一組で役を作るのは一緒ですが、そこに至るまでの流れが日本のポーカーとはちがい、より戦略性のあるゲームになっています。

通常6人くらいで遊ぶのですが、簡単に今回は2人で遊ぶ場合で説明します。

①最初にディーラーが山札から参加者に2枚ずつカードをくばります

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この2枚は自分だけが表側を確認できます。相手には自分に何が配られたかわかりません。

②チップをかけます

最初の2枚のカードが配られた段階で、「勝負」するか「降りる」かを選択します。手札の2枚が相手より弱いカードであると予想した場合は、そのテーブルで定められた最小ベットのチップを払い「降りる」ことができます。

たとえば自分のカードが「4❤」「2◆」の2枚であった場合、かなり弱いカードなので降りる場合が多いです。(日本のポーカーと同じで、2⇒3⇒・・⇒K⇒Aの順番で強いカードになります)

もし「勝負」を選択した場合は、互いのベット額が同じになるまでチップを掛けて、次の段階に進みます。
ある段階で一人のプレイヤーを残して他の全員が勝負を降りた場合、それまでに場に出されたチップをその一人が総取りし、次のゲームに進みます。

③場に共通カードを3枚出します

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ここからが日本のポーカーとの大きなちがいです。ディーラーが場に共通カードを3枚出し、手札の2枚と共通カードの3枚を合わせた5枚が、その時点での自分の「役」になります。

たとえば上の図では自分の手札にエースがあり、共通カードにもエースがあるので、この段階でワンペアが完成しています。

④チップをベットします

②と同じように、自分の「役」の強さから勝負するか降りるかを判断します。降りる場合はここまで一度ベットしたチップをすべて失うことになります。勝負する場合は、また参加者全員のベット額が同じになるまでチップを掛けます。

⑤4枚目の共通カードを場に出します

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さらに共通カードを一枚追加します。プレイヤーは手札の2枚と共通カード4枚の中から、「最強の組み合わせになる5枚」を選択し、それがこの時点の役になります。

⑥チップをベットする

④と同じように、勝負するか降りるかの選択をします。

⑦5枚目の共通カードを場に出します

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この5枚目が最後の共通カードになります。手札の2枚と共通カード5枚の中から「最強の組み合わせになる5枚」を選択し、プレーヤーの最終的な「役」が完成します。

⑧チップをベットする⇒手札をオープンして勝敗を決めます。

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結局自分の役はエースの「ワンペア」止まりでしたが、十分強い役である判断して勝負に出たとします。それに対して相手が開いた手札は二枚ともハート。共通カードのハート3枚と合わせて「フラッシュ」の役ができているため、相手はこれまで場に出されたチップを総取りすることができます。

以上がテキサス・ホールデムの1ゲームの簡単な流れになります。

ファイブドローと違い、共通カードの存在により相手の役を作るカードの半分以上を知ることができるので、より戦略性のあるゲームになっています。

もちろん一発勝負であれば完全に運ゲーの域を出ませんが、このルールで数十ハンド位勝負すると、最終的には実力のある方が多くのチップを得ているはずです。

なぜポーカーを勉強しているのかというと・・

で、なんで私がブログもさぼり、将棋の研究もしないでポーカーの勉強をしているのかというと・・・

出来るからですよ。日本に。カジノが笑

具体的にいつどこに出来るかはまだ決まっていませんが、最短でも3~4年は先の話でしょう。

 名目上は外国人客相手の観光地ということですが、当然日本人のお客さんも来場するわけです。ですが、もともとカジノ文化がないここ日本。おそらく最初の1~2年は興味本位な素人同然のお客さんがたくさん来ると思うのです。

そこに、3年以上の修行を積んだ私が乗り込み、素人さん相手に無双してやろうという計画を立てているわけです笑

カジノゲームであればポーカーにこだわる必要もないのですが、たとえばスロットやルーレットのようなゲームは、客vs.ディーラー(orお店)という図式であり、数年程度の勉強ではたいして期待値は上がらないと思います。

ポーカーの様な客vs.客で行われるゲームでなければこの理論に当てはまりません。
(ちなみに、ポーカーの場合、ディーラーが毎ゲーム5%程度の寺銭をもらうことで利益を得る仕組みになっています)

期待値的には十分勝算のある理論だと思うのですがどうでしょうか?

改名のお知らせ

これまで「ぐるーばー」というペンネームでブログを執筆してきましたが、改名することにしました。

ブログのタイトルをもじって

「できればんでらしたい」⇒「」⇒「遊暮」⇒「遊倉

といわけで、遊倉(あそくら)という名前にしました笑

過去記事のリライトは致しません。今後ともよろしくお願いいたします。

超速対策 ゴキゲン中飛車△5四銀型(ただし結論は居飛車よし笑)

みなさんおひさしぶりです。

今回は超速に対するゴキゲン中飛車の新手(たぶん)を紹介します。

後手、5四銀型に組む

初手から
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛 ▲4八銀 △5五歩
▲6八玉 △3三角 ▲3六歩 △4二銀 ▲3七銀 △5三銀 ▲4六銀 △5四銀
(下図)

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紹介する将棋は私が研究会で指した実戦です。(後手が私)
もともとは大会実況様のブログで紹介されていた順を試す予定でした。先に下のリンクを読んでいただくと理解しやすいと思います。

きまぐれブログ 超速のハメ手

上図以下も途中までブログと同手順で進みます。

上図以下
▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △5六歩 ▲3三角成 △同 桂 ▲5六歩 △6五銀
▲3四歩 (下図)

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先手仕掛ける 

△5四銀はプロの実戦がほとんどないため厳密には悪手です。そこで先手は△5四銀をとがめるべく▲3五歩と仕掛けます。(▲3五歩を見送って▲7八玉の様な手は△6二玉位で後手の主張が通ります。)

ここから本ブログオリジナルの順に進むのですが、先に変化手順として大会実況様の順を引用させて頂きます。

(変化)

"上図以下
 △4五桂 ▲4六銀 △5六銀 ▲4五銀 △同 銀 ▲3三歩成 △5六銀  ▲4三と
 △6七銀成 ▲同 玉 △3四角 ▲6八玉 △6七銀 ▲7七玉 △5七飛成  ▲4二銀
 (変化図)"

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先手のと金攻めに対してあえて△4五の銀を△5六銀~△6七銀成と活用して攻め合いを目指すのが大会実況様推奨の手順。ただもともとの局面が先手優勢なため、上図のように▲4二銀と打たれると王手龍取りが受からず、変化図は後手投了級となります。(詳しくはやはり大会実況様のブログを見ていただきたいです)

さて、ここからが私が実戦で発見した順です。

桂馬を取らせる

途中図を再掲します。

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上図以下

 △5六銀 ▲3三歩成 △5七角 ▲7八玉 △3五角成 ▲4三と △6七銀成
▲同 玉 △3四馬 ▲6八玉 △6七銀 ▲7七玉 △5七飛成(下図)

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▲3四歩の桂取りに対して堂々と△5六銀と進むのが偶然発見した順。それによりあらふしぎ、変化図に比べて3四の生角をゼロ手で馬にすることができるのです笑。(上図と変化図を見比べてください)

上図は3五の地点に馬が利いているため▲4二銀には△同金▲同と△6二玉で王手龍取りを回避できます。

どうでしょう、素晴らしい超速対策がここに誕生しました笑

 先手は何が悪かったのか

この順を発見したとき、「ひょっとしたらゴキ中の歴史を変えてしまったかもしれない・・・」と心が震えました。本当にこの順で後手よしなのでしょうか。

残念ながらそうではありませんでした。ここから種明かしをします。先手のミスは△3四馬に対する▲6八玉であり、最善は▲7七玉なのです。(下図)

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しかし上図は一目気になる順があります。

上図以下
 △5七飛成 ▲8八玉 △8九馬 ▲同 玉 △8七龍

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上図の後手玉には詰めろがかかっていません。また、おそらく何枚駒を渡しても詰まない形です。それに対して先手玉は△8七龍で一目詰んでそう。私はそう思い実戦では読みを打ち切っていたのですが、驚くべきことに上図は先手よしなのです。

上図以下
▲8八銀 △7七桂 ▲7九玉 △6九桂成 ▲同 玉 △6七龍 ▲7九玉 (下図)

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後手玉に詰みはありませんが▲5四桂や▲5三銀を間に合わせてはいけません。よって後手は攻め続けるしかありませんが、上図まで進むと2八の飛車の利きにより有効な詰めろが続かず先手よしです。(△7七銀には▲3三角)

というわけでやはり△5四銀型は振り飛車が苦しいというのが現在の私の結論です。

やはりゴキ中の歴史を変えるのは無理でした笑

 

Bitcoinに20万円投資してみたよ!

こんにちは。昨日までまじめ系将棋ブロガーだった男、ぐるーばーです。

突然ですがまじめ系将棋ブログがネタ切れ気味のため、投資の話をします笑。
タイトルにもあります通り、今話題のBitcoinを購入してみました。

Bitcoinてなんぞや

Bitcoinとは2009年に運用が開始された仮想通貨です。基本的にはドルや円と同じ通貨ですので、価格の変動の波に乗って売買することで上手くいけば利益を上げることができます。

下は2016年4月からの1BTC(ビットコインの単位はBTCでビットと読みます)あたり何円かを表したチャートです。

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現在の値段が1BTC=12万円ほどで、去年の4月だち1BTC=5万円ほど。つまり去年ビットコインを購入していた人は倍以上の利益を得ていることになります。(うらやまし~)

Bitcoinは運用が開始されてからまだ日が浅く、知名度も低いため、今後も価値が右肩上がりに上昇していくと思われます。というわけで私も今日このビッグウェーブに乗るためにあわてて購入した次第です。

Bitcoinで利益を得た有名人

2009年の運用開始時はBitcoinは現在に比べればタダ同然の値段で取引されており(かなり得体のしれない存在だったのでしょう)、2016年現在は当時の100万倍以上の値段になっています。

その当時からBitcoinの価値に気付いて購入し、数億円の利益を上げているうらやましい奴らの一人に映画ソーシャル・ネットワーク」で有名なウィンクルボス兄弟がいます。やはり先見の明がある人はなにをやってもちがいますね。

今後ブログで収支報告をしていくよ~

私がBitcoinを購入したサイトはこちらのBitflyerさん。列記とした上場企業が運営しているサイトですので安心ですよ~

https://bitflyer.jp/

今後本ブログで今日購入したbitcoinの収支をたまに報告していこうと思います。ウィンクルボス兄弟に続くぞ~

 

『四間飛車の急所 1』を語る

今日は私が今まで読んだ本の中で一番買って良かったと思う本四間飛車の急所 1』を紹介したいと思います。

新しい将棋の戦法を習得するために定跡を一から勉強するということはとても大変なことです。
私は将棋を覚え以降ずっと振り飛車党でした。四間飛車を主力戦法にし、居飛穴相手に日々消耗していた私は、ある日矢倉に興味を持ち、『東大将棋 矢倉道場 1巻』を購入しました。矢倉道場一巻は4六銀・3七桂戦法という当時の矢倉の最先端の定跡手順が丁寧に解説してあります。その難解な手順は振り飛車脳の私には理解が難しく、ほぼ手順の丸暗記になっていました笑。

そうしているうちに、矢倉の勉強を続けていた私の中に徐々にある感情が生まれました。
『この難解な定跡手順は何十年という矢倉の歴史から考えると、いわば巨大なピラミッドのほんのさきっぽの部分なんだろう。その歴史の変遷を知らずに最新の定跡だけ勉強してほんとに実戦で役に立つのだろうか。ていうか勉強してて全然たのしくねえよ。』
そんなテンションに陥った私は矢倉会得を2週間足らずで投げ出しました。

四間飛車の急所 1』みたいな本をがもっとあったらいいな

最新の定跡手順しか知らず、町道場のおじいちゃんに古い定跡を指されてよくわからないまま負けた経験は誰でも経験があると思います(特に横歩取りに多い)。
何十年も続く定跡の変遷を広く浅く解説した定跡本がもっとあってもいいのではないでしょうか。私が知る中では藤井猛先生の『四間飛車の急所 1』だけです。

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四間飛車の急所はもともと『四間飛車の20年』といタイトルで発売される予定でした。この本は最新の手順だけではなく、大山・升田・山田 道美らの時代の将棋までさかのぼり四間飛車の定跡の進化を解説しています(もはや20年どころの話ではないですね笑 おそらくこれがタイトルを変更した理由でしょう)。

この本の目次を引用させて頂きます。


第1章 基本図をめぐるダイナミズム──5七銀左戦法の急所

第2章 四間飛車は《矢倉化》するか──居飛車穴熊の急所
第3章 単独では生き残れない──右4六銀戦法の急所
第4章 なぜ主流の座を譲ったのか──5筋位取りの急所
第5章 この局面をどう見るか──玉頭位取りの急所
第6章 手順を尽くすということ──左美濃の急所
第7章 最新最強の布陣──棒銀の急所
第8章 基本形のセンス──右四間飛車の急所
第9章 新世紀のシステム対策──ミレニアムの急所
                                                                                             

ご覧の通りほぼすべての四間飛車の対策に対応してあります。そのすべての戦形についえ初期から最新の変化まで網羅してあるのです。この内容の濃さを一冊に凝縮できることがすごい笑。

しかも各章の副題がめちゃくちゃかっこいいのです。当時感想戦で調子こいて「この局面をどう見るかですね」とか言っちゃってた振り飛車党は私だけではないはず。ちなみ目次だけ見ると副題の意味がわかりませんが本文を読むと理解できます。もちろん意味もなくかっこいいだけではありません。

これから四間飛車を覚えようと考えているひとはまずこの四間飛車の急所 1』を購入することをお勧めします。時代ごとの定跡手順の変遷を踏まえたこの本は四間飛車の定跡を最も自然な形で身につけることができると思います。この本を読んでもっと細かい手順まで知識を増やしたいと思えば、その戦形ごとの定跡本(5七銀左戦法のみ等)を購入すればよいでしょう。

まるで一冊の歴史小説を読んでるような気持ちになれる本、四間飛車の急所 1』は間違いなくナンバーワンの定跡書だと思います。